小西酒造株式会社

年頭所感

日本酒・スペシャルビールの面白さ倍増法

小西酒造株式会社
15代 小西新右衛門

あけましておめでとうございます。
昨年弊社は創業475周年の節目を迎えたことを機に新たな古酒ブランド「白雪・寛座」を立ち上げました。またお陰様で世界酒蔵ランキングにおいて6年連続で10位以内の五つ星、3年連続の2位という成績を残すことができました。
常にチャレンジする姿勢を持ち続けることにより、ユネスコ無形文化遺産にも登録された日本酒を世界の方々に認知していただく努力をしてまいります。

日本酒、スペシャルビールの世界で新たな展開が数多く出てきております。今回はその紹介をさせていただきます。まずお酒の入門編としてサケハイボール(酒ハイ)という、日本酒と炭酸水を1:1の割合でおすすめする飲み方です。吟醸系の日本酒を使うと炭酸の清涼感と共に香りの広がりをお楽しみいただくことができます。勿論アルコール度数も低くなり、飲み易くなります。次に日本酒・焼酎のカクテルの開発をされているミクソロ ジスト(カクテルのアーティスト)のお話を聞いて「目からうろこ」でありました。日本酒は他のリキュールと違いその特徴が大人しいためカクテルつくりには難しいお酒だと思っておりましたが、その方は他の酒類にはない日本酒の持つ「酸と甘味」という特徴を活かしたカクテルの可能性に着目されていました。日本酒には他の酒類にはない香りの多様性と酸の種類の多さも特徴の一つであります。新たな楽しみ方を探し出すことを是非していただきたいと思います。

ビールにおいては、今年の10月に酒税法が改正され、ビールの酒税が引き下げられ、今まで以上にお買い求めいただき易くなります。しかしこれは通常のビールの価格が安くなるということだけでなく、日頃飲む機会の少ないスペシャルビールにチャレンジするきっかけにしていただきたいと思います。夏の暑さを潤すために冷たいのど越しを楽しむだけではなく、多種多様なベルギービールやクラフトビールの味わいの豊かさを楽しんでいただきたいと思います。

我々はモノづくりのロマンを追いかけておりますが、それだけではなく飲み方提案にも力を入れて皆様に楽しい時間をお持ちいただけるようにしてまいります。

日本国内のみならず世界においてもコミュニケーション不足による軋轢が発生しています。このような時代にコミュ二ケーションの大事なツールであるお酒がその役割を果たせる場面・シーン作りに今まで以上に力を入れてまいります。代表銘柄「白雪」を始めとする日本酒、またクラフトビールや味わいに特徴のあるベルギービールを引き続きご愛顧いただきたく存じます。

最後になりましたが、2026年が皆様にとって素晴らしい年になることを心から祈念し年頭のご挨拶といたします。